• ホーム
  • 次に観る歌舞伎はこれだ!
  • 教えて中村先生!
  • 歌舞伎役者列伝
  • お知らせ
  • 歌舞伎を知ろう!おすすめ本

注目記事:

  • 新春浅草歌舞伎 2021年公演の中止が決定。
  • 【速報】ベガスよ、これが歌舞伎だっ! ラスベガスにて染五郎さん「鯉つかみ」上演。
  • 染五郎さんinラスベガス『Koi-Tsukami “Fight with a Carp”』CM動画公開!!
  • ホーム
  • 次に観る歌舞伎はこれだ!
  • 教えて中村先生!
  • 歌舞伎役者列伝
  • お知らせ
  • 歌舞伎を知ろう!おすすめ本

黒塚 1月歌舞伎座 夜の部

2014年12月28日 

年も改まったお正月の歌舞伎座は、初芝居とあって豪華メンバーでずらりと顔を揃え、 六本の作品が並んでいます。今月のお勧めは「ど・れ・に…」とチラシを眺め、ズバリ、市川猿之助が演じる『黒塚』と参りましょう。

この『黒塚』、猿之助のひいおじいさんに当たる二代目市川猿之助が、昭和14(1939)年に初演した作品なのです。タイトルの前に「猿翁十種の内」と書いてあり、この「猿翁」は晩年に二代目猿之助が名乗った名前で、その当たり役、という意味です。
伯父の先代も当たり役にしており、それを学んだ現・猿之助が、「家の芸」にどう挑むのでしょうか。

この作品、元は能の『安達原』に源流を発しているが、要は人を食べる恐ろしいお婆さん、つまり「鬼婆」の話。
たまたま通り掛かり、一夜の宿を、と願い出た偉いお坊さんに、自分の今までの悪業に満ちた人生も救われるのでは…、と秋の薄ケ原で月光を浴びながら喜ぶ老婆。しかし、家に帰ってみると…。

原典の能に、近代のリアリズムや発想を巧みに混ぜ込んで、それでいながら古典歌舞伎のような味わいを残している作品です。予備知識がなければ、「江戸時代の作品」と言われてもわからないかも? 

check-2014-01_finish


Top News 中村義裕 次に観る歌舞伎はこれだ!


この記事をシェア
  • ツイート


ひとつ前の記事
中村先生の新刊『日本の伝統文化しきたり事典』が発売されました!
次の記事
この間、ニュースで京都・南座の「顔見世の『まねき』と言っていましたが、あれは何?」



広告




  • 市川染五郎 × 中村義裕トークイベント+「東海道四谷怪談」観劇会 開催のお知らせ 2015年10月1日
  • 歌舞伎観劇会

    • 市川染五郎×中村義裕 国立劇場『東海道四谷怪談』トークイベント:ご参加ありがとうございました2016年1月22日

  • GROUNDHOPPER(グラウンドホッパー)

    とかびるBOOKS



    • 次に観る歌舞伎はこれだ!
    • 教えて中村先生!
    • 歌舞伎役者列伝
    • カブ吉くんが行く!
    • お知らせ
    • 歌舞伎ニュース24時
    • 歌舞伎アイテム
    • 歌舞伎を知ろう!おすすめ本
    • 歌舞伎カフェについて
    • プライバシーポリシー(個人情報保護方針)

Copyright 株式会社トッカヴィル All Rights Reserved.
Back to top