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実は私、歌舞伎役者になりたいんです!

2015年3月9日 

おっ、さてはその気になっての質問ですか? 東京の国立劇場には、歌舞伎俳優の養成機関があります。健康な23歳以下の男性なら、応募資格はありますよ。

ここで2年間、邦楽や日本舞踊、歌舞伎の基礎などをみっちり学び、その後、研修所の卒業公演を経て、歌舞伎役者のもとへ弟子入りすることができます。

そういう意味では歌舞伎の血筋に生まれていない人にも門戸は開かれており、世間が言うほどに閉鎖的な世界ではありません。ただ、その中で出世をし、有名になるには自分の腕とチャンス次第でしょうね。

現在、女形の頂点に立つ坂東玉三郎も、歌舞伎役者の家の生まれではありません。守田勘彌(もりた・かんや)という、大幹部に素質を認められ、養子になって、自分で幾つものチャンスを掴んだのです。

市川猿之助一門の筆頭弟子である市川右近も、舞踊家の生まれですが、歌舞伎の家に生まれたわけではなく、先代の市川猿之助の元で修業を積み、それが見出されて今の人気と実力を手にしました。

また、これは個人の考え方ですが、歌舞伎に限らずどんな芝居も、主役だけで成立するわけではありません。養成所を経て、時間はかかりますが、「味のある脇役」を目指すのも役者の生き方の一つでしょう。

但し、注意が一つ。歌舞伎でも他のジャンルでもそうですが、「役者」になりたいのであれば、三度のご飯よりも「芝居が好き」。この条件は必須だと思いますよ。


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