歌舞伎カフェは、昨年の12月12日に歌舞伎観劇会をひらき、大勢のお客様にご参加いただきました。
その名も、
観るそめ。会うそめ。 そめづくし!!
市川染五郎 × 中村義裕トークイベント+「東海道四谷怪談」観劇会!
「東海道四谷怪談」昼の部を観劇後、市川染五郎さんと演劇評論家・中村義裕先生のトークショーという、まさに染五郎さんづくしのイベントです。
会場は半蔵門の国立劇場。冬らしくキリッと冷たい空気ながらも、天気のよい日でよかったです。
立派なのぼりが青空に映えて、素敵でした。
ロビーでパチリ。染五郎さんがお岩さん、お父様の松本幸四郎さんが伊右衛門です。豪華な配役です!
そして、「東海道四谷怪談」がはじまり、舞台に引き込まれる数時間。
「東海道四谷怪談」と聞くと、「怪談」という言葉のせいで夏のイメージでしたが、実は「忠臣蔵」と密接な関わりがある演目だと今回はじめて知りました。だから12月に上演するのだというつながりを知ると、より楽しめますね。
観劇のあとは、国立劇場内のお食事処「十八番」へ。みなさまには、ビュッフェ形式のお食事を召し上がっていただきました。
そして、お食事が落ち着いたところで、いよいよトークイベント開始です!
染五郎さんと中村先生を、みなさまと拍手でお迎えしました。
「東海道四谷怪談」は約4時間半の舞台。それを終えての登場にもかかわらず、とっても爽やかな染五郎さん!もう、ドキドキです!
ここからは、お二人の息のあったトークを目の前で楽しむひととき。
歌舞伎の話になると、真剣に、そして熱く語るお姿がとても印象的でした。
対談は1時間ほどでしたが、染五郎さんの新作歌舞伎に対する考えかたなど、普段は聞くことのできない貴重なお話もうかがえました。
あらためて、染五郎さんの歌舞伎への真摯な姿勢がわかって、これからがいっそう楽しみですし、私たちも応援しつづけたいと強く思いました。
スタッフとして、いろいろ行き届かない点もあり、もっと上手にできたらと思うところがいろいろございましたが、みなさまに協力していただいたおかげで、無事にイベントを終えることができました。
染五郎さん、ご参加くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。
市川染五郎 人生いろいろ染模様
単行本 – 2015/10/8